私は視た。あの日、あの時、あの場所で。
私の恐れる明日の姿を、視た。
エロゲをプレイする気力がなくなってしまう、その日。
絶望だけが世界に充ちる、その日。
私の世界が終わってしまう、瞬間。
それは、明日のいつか。
恐ろしい、ああ、恐ろしくて、たまらない
エロゲを……。
大切な、かけがえのない……
唯一のものを、永遠に奪う“明日”という日
いらないの。そんなもの。
だから、わたしは明日を否定する