たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのことの感想

雰囲気B プロットC 文章B 音楽A 原画B 総合B
メーカーが「泣きゲーにはもっと可能性があるはず!」といって作ったらしい作品。
しかし泣きゲーという割には感動の要素が少ない。人が死んだりしたら感動すると思ったら大間違いよ!という凪沙ちゃんの言葉が思い浮かんだ。本当に「双子の妹が死んだ」というだけの話。
書き方によってはこれでもかなりいい話が作れると思うんだけど、いかんせん妹との過去が死ぬ直前のものばかりだったのがなぁ。妹や幼馴染といったものはツーカーであることであったり、幼少時からの思い出であったりといったものが重要な要素のひとつなので、その辺をもっと盛り込んでいけばいい作品ができたと思う。
泣きゲーとしてみるとあんまり良い作品じゃないけど、普通のエロゲとしてみたらまぁまぁといったところだった。
一番の不満はオープニング。オープニング中のテロップ「僕たちはお別れをするためにもう一度出会う」って、それタイトルの答えでてもーてるやんけ!!と激しく突っ込んでしまった。
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