タペストリー -you will meet yourself-の感想

雰囲気S シナリオB 原画A 音楽A 切なさA 総評S
「病魔にかかり、余命わずかであることを宣告された主人公の残りの時間を描く」というあらすじは、どうみてもこなたよりかなたまでです。本当にありがとうございました。
しかしこなたよりかなたまでが、最終的に吸血鬼というファンタジー要素の方へ向かったのに対し、タペストリーは最後まで現実的に主人公が死んでいくところが高評価。
また、ルートによっては主人公が病気で死んでいく様をヒロインが見取るというシーンまで描写されている。このルートと幼馴染のルートは、涙なしでは見られない…たぶん。
イチオシは幼馴染。はじめとひかりは、幼馴染の鑑です。
作品の雰囲気に非常にマッチした樋口のBGMや、WhiteLipsが声を入れるジングルも魅力的。