魍魎の匣

魍魎の匣を読んだ。
昨日借りたのにもう読み終わるとは、われながらなんと言う暇人なのだろう。
京極の作品はとても面白い。
姑獲鳥の夏といい、そこいらの推理小説やミステリーとは全然違う。
覗ける窓の数が全く違うのだ。
残りページ数がまだまだあっても、これで終わるのではないかと思うくらいの窓を見せておいて、それでいてその向こうにまだ窓があるのだ。
とても面白かった。