2005-07-05 魍魎の匣 魍魎の匣を読んだ。 昨日借りたのにもう読み終わるとは、われながらなんと言う暇人なのだろう。 京極の作品はとても面白い。 姑獲鳥の夏といい、そこいらの推理小説やミステリーとは全然違う。 覗ける窓の数が全く違うのだ。 残りページ数がまだまだあっても、これで終わるのではないかと思うくらいの窓を見せておいて、それでいてその向こうにまだ窓があるのだ。 とても面白かった。